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ガソリン値下げ、スタンド泣き笑い──初の週末「販売伸びそう」期待、赤字で在庫放出も

行楽地以外のガソリン販売店では客数が増えた店舗が多いものの、通常と変わりない営業を続ける店舗もある。

 住宅の多い大阪府北部の中央環状線沿いの給油所には朝からドライバーが詰めかけている。124円で販売する豊中市の大手元売り系の給油所にも来店客が途絶えず、店長は「朝から通常の2倍近い売れ行き」と話す。この日は混雑を予想してスタッフを普段よりも2人増やし、5人で対応している。

 販売激戦区の千葉市の国道16号沿いにあるコスモ石油系の給油所でも午前8時ごろから12ある給油スペースが埋まり始めた。店頭価格はレギュラーで1リットル121円。「値下げ効果は感じる。普段の週末より販売量は2―3割増えそう」と期待する。

 当てが外れた店舗もある。豊中市の別の給油所の店長は「給油客が集中したのは2日までで、客足は普段の週末とそれほど変わらない。買い控えていた客も、ほぼ給油を終えたのではないか」と残念がる。

 税負担1リットル約25円を含んだ在庫を赤字で放出した店舗も多い。大阪府高石市の給油所店長は「どうして政争のツケを我々が支払わねばならないのか。4月末に暫定税率復活で値上げすることになればお客さんの反発は必至。踏んだりけったりだ」と憤っていた。

 ガソリン価格が下がっても思ったほど客足が伸びないことにはいくつかの理由がある。まず国内の自動車販売台数(軽自動車除く新車)の頭打ち。2007年度は5年連続で前年度実績を下回り、33年ぶりの低水準となった。

 ここ数年の原油価格は中国など新興国需要の高まりもあって急上昇を続け、ガソリン高にも波及した。120円前後の価格ではなお高いと受け止める消費者は多い。

 国内では若者を含めた消費者の自動車離れが進んでいる。ガソリン販売量は05年をピークに減少傾向。環境意識の高まりで低燃費車が普及していることも一因だ。

 一方、ガソリン安で消費が増えることは地球温暖化対策には逆行する。暫定税率の失効で国と地方の税収にも穴があく。

by yurinass | 2008-04-07 21:16
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