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厚生労働省は11日、中小企業退職金共済の2007年度決算の当期損失が、1104億円程度になるとの見通しを明らかにした。損失計上は5年ぶりで、同省によると、1959年に共済が始まって以来最大の赤字幅。米サブプライム住宅ローン問題による株価低迷で、運用実績が大幅に悪化したのが響いた。
中小企業退職金共済は、中小企業の従業員向けの退職金制度を担う。厚労省は同日の労働政策審議会・中小企業退職金共済部会に、共済の予定運用利回りを1・0%に据え置く案を提示し、了承を得た。 予定利回りは少なくとも5年に1度見直しを検討するルールがあり、02年度に3・0%から1・0%に引き下げられていた。部会は、07年度末で1250億円程度と予想される累積欠損金が解消されるなど財政が改善した場合、見直しを再検討する。 ■
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by yurinass
| 2008-03-13 08:59
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