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消費者金融など全国の貸金業者数が1月末現在で9819社となり、1万社を割った。昨年3月末に比べて17%減り、10年前の約3分の1となった。金融庁によると、営業地域が都道府県内にとどまる中小零細業者数の減少が特に大きい。貸金業法の改正に関連し、過払い金の返還訴訟が相次ぐなど営業環境は厳しく、廃業に追い込まれる業者が増えているとみられる。
県境を越えて営業する広域業者は各地の財務局、県内だけの中小零細業者は各都道府県に登録する決まり。金融庁の集計によると、1月末時点の財務局業者は596社、都道府県業者は9223社だった。 都道府県業者は昨年3月末に比べ17.4%減り、財務局業者の10.2%減を上回った。廃業に追い込まれる業者が大半だが、行政処分による登録取り消しを受ける業者もいる。2005、06年度末は減少幅が縮小傾向にあったが、06年末の改正貸金業法成立を境に拡大しているもようだ。(00:08)
by yurinass
| 2008-02-27 08:50
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