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東京都渋谷区千駄ケ谷のタクシー会社「外苑タクシー」が、所有する不動産の売却をめぐり平成18年3月期までの3年間に計約6億8000万円の所得を隠し約2億円の法人税を不正に免れていたとして、東京国税局が法人税法違反罪で東京地検に告発していたことが分かった。
告発されたのは法人としての同社と、同社の実質的な経営者の山口裕志専務(55)。関係者によると、同社はタクシー部門の業績不振などから15年5月、ゴルフ・テニス練習場(旧西新宿ゴルフセンター、中野区弥生町)の運営から撤退し、所有していた不動産を売却。その他にも都心の社有不動産を売却したが、そうした売却益を少なく申告し、所得の一部を隠していたという。 民間信用調査会社によれば、同社は昭和26年の設立で平成19年3月期の売上高は約7億1000万円。一時約50台の営業タクシーを保有していた。同社の代理人の弁護士は「捜査中であり、事実関係についての説明は差し控えたい」とのコメントを出した。
by yurinass
| 2008-02-25 09:15
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