|
民間信用調査会社の帝国データバンクは29日、ビジネスジェット機の運航会社「グローバルウイングス」(大阪市)の債権者が、同社の破産手続きの開始を大阪地裁に申し立て、大阪地裁が5月14日に保全管理命令を出したと発表した。
帝国データバンクによると、グローバルウイングスの創業者は、粉飾決算事件で元社長らが29日に逮捕されたIT関連企業「アイ・エックス・アイ(IXI)」(大阪市)の出身で、グローバル社は2004年にIXIの子会社となった。ところが、IXIが07年に破たん。グローバル社はIXIからの約50億円の借入金を返済するため、保有していた航空機3機を約30億円で売却し、事業を休止した。IXIとの資本関係も解消していた。 グローバル社は02年設立。05年から中国で小型ジェット機を使った企業向けビジネスジェットの運航を始め、06年には関西国際空港を拠点に国内での運航も開始した。日本で初めて国際ビジネスジェット事業を手がけるベンチャー企業として注目を集め、大阪商工会議所の「大阪活力グランプリ」特別賞を06年度に受けていた。
by yurinass
| 2008-06-08 23:41
|
ファン申請 |
||