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自治体頼み見直し急務 ベガルタ運営会社

資本金8割無償減資提案へ 補助金減補強に影響も
 サッカーJ2・ベガルタ仙台の運営会社「東北ハンドレッド」が、25日の株主総会で、約18億円の累積欠損金を解消するため、資本金約23億円のうち約8割の無償減資を提案する。同社はこれまで、県、仙台市から多額の出資金や補助金などを受けてきたが、特に財政難に苦しむ県は、減資が決まれば補助金は拠出しない方針だ。経営陣には行政頼みからの脱却と、チーム強化という難題が突き付けられることになる。(川床弥生、小野健太郎)

◆消える公金

 同社への出資額は、県が5億8200万円(出資比率24・99%)、仙台市が5億4700万円(同23・49%)。減資が決まれば、計約9億円の公金が“消える”勘定になるが、県や市は「チームが地域に果たす貢献は大きい」と減資を容認。他の株主も「経営を健全化し、良いチーム作りを」(東北電力)、「やむを得ない。まずはJ1昇格を」(藤崎)と理解を示す。

 減資について、県議会は21日の総務企画委員会で議論する。同委員の相沢光哉氏は、減資に理解を示しつつ「最初から補助金のようなものだった。出資金という形が間違っていた」として、「今後は自助努力が本筋だ」と語る。今年度、1000万円の補助金を計上した県も、「減資が決まれば、財政的なかかわりを持たない」と、補助金を取りやめる方針を示している。

◆赤字の原因

 県や市が減資を受け入れざるを得ない背景には、同社はそもそも、1994年に県や市が主導して設立した経緯がある。初期投資がかさみ、J2に昇格した99年までの5年間で毎年、多額の赤字を計上。県と市はその都度、増資に応じる形で財政支援を行い、つぎ込んだ公金は、総額約26億8200万円に上る。

 J1昇格を逸し続けていることも響いている。村井知事は14日の定例会見で「J1に上がれば、Jリーグからの分配金が相当増える」と指摘し、同社の名川良隆社長も「J1なら、収入が全く違う」と、J1昇格が経営再建にとって不可欠だ、と強調する。

◆課題

 減資の効果について名川社長は、「黒字を内部留保資金や補強費用に充てたり、株主に配当できたりする」と語る。一方、06年に97・3%の減資を行ったJ2アビスパ福岡の担当者は「債務超過に陥る危険性が高く、一層の経営スリム化を迫られている」と明かす。

 99年以降、ベガルタの経営が軌道に乗ったのは、行政の支援のおかげだ。ベガルタは昨季、J2トップの年間約35万人を動員したが、補助金抜きでも黒字になったのはJ1で戦った02、03年度のみ。補助金が減れば、補強費の捻出(ねんしゅつ)も難しく、J1昇格がさらに遠のく可能性もある。

 今季行われたホーム3試合の平均入場者数は約1万3000人で、昨季比で約1000人減っている。市民後援会の佐々木知広理事長は「サポーターの勧誘や募金活動を続けて、チームを支えたい」と話す。全国でも屈指の熱心なサポーターをつなぎとめるためにも、経営の抜本的な見直しが求められている。

(2008年4月21日 読売新聞)
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by yurinass | 2008-04-22 20:42
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