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巨額損失のIHI 臨時株主総会 企業風土に厳しい批判

 十八日のIHI(旧石川島播磨重工業)の臨時株主総会は三時間半にわたり、巨額損失への経営責任や同社の体質について、株主から激しい批判や叱責(しっせき)が相次いだ。日本の重工業をリードした名門は、社内体制の立て直しと、業績回復による株価浮上という難しい課題に直面している。 (杉藤貴浩)
組織体質

 「土光さんが泣いていますよ」。臨時株主総会の質疑応答で、多くの株主が問いただしたのは、IHIの企業体質だ。ある株主は、石川島播磨元会長として合理化を推し進め、行政改革にも尽力した故・土光敏夫氏の名を挙げ、IHIの現状を嘆いた。

 同社は、突然の損失発生を、エネルギー・プラント事業の実現性の低いコストダウン見通しや工事の遅れによるものなどと説明。「他者の意見の尊重を妨げるような風土」(釜和明社長)による社内の監視体制の欠如が、こうした事態を招いたと総括した。再発防止策としては、財務部の増強によるコスト管理や工事受注審査の厳格化などを示した。

 しかし、多くの株主は「ちゃちな改善策」「小学生の反省文だ」などと納得せず、釜社長ら経営陣の辞任要求も相次いだ。
決算訂正

 「なぜ、うその決算書を出したのか」。株主の疑問が集中したのは、二〇〇七年三月期決算の訂正問題だ。営業損益が赤字に転落するなどの大幅な変更で、同社株は東京証券取引所では上場廃止の可能性もある「特設注意市場銘柄」に初めて指定されている。

 経営側は「決算は、その時点で知りうる情報をきちんと反映させた」と損失計上の故意的先送りを否定したが、六百億円以上の公募増資を昨年一月という決算発表前の微妙な時期に決定しており、株主らの不信は深まったままだ。
株価低迷

 「株価下落で受けた損を補償してくれ」。株主らは、巨額損失発覚前の半値程度に沈んだIHI株に悲痛な声を上げた。これに対し、同社は問題となったエネルギー・プラント事業の立て直しで、業績を回復し、株価浮上につなげる方針を繰り返した。

 しかし「個々の事業の工期が長い重工業は、業績の急回復が期待しにくく、円高などのマイナス要因もある」(証券アナリスト)との見方が多くIHIの“公約”がいつ果たされるのかは不透明だ。
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by yurinass | 2008-04-19 21:59
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