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今夏XBRL開示 EDINET稼働 投資家の分析容易に

 金融庁の電子開示システム「EDINET」の新システムが17日、稼働を始めた。主要金融当局の開示システムとしては世界で初めて、コンピューターによる財務情報利用のための国際標準「XBRL」を導入。XBRLによる開示は夏ごろからになる見通しだが、今後、データの取得、加工が容易になり、個人投資家でもプロ並みの分析が夢ではなくなる。

 新システムは、開示機能の抜本的な強化のため、2006年8月から開発を進めてきた。検索機能の強化、セキュリティー向上、行政コスト削減に加え、大量保有報告書や公開買い付け(TOB)の届け出が出されると、対象企業に電子メールで自動的に届け出があったことを知らせる仕組みを導入。

 1月末に川崎市の会社「テラメント」による虚偽の大量保有報告書提出事件が起きたが、こうした場合に企業側にも迅速な対応を促す。

 だが、最大の特徴はXBRLの本格導入だ。上場会社など約5000社、ファンドなど約3000本の財務情報をXBRL形式で提供する予定で世界最大規模、最先端の開示システムとなる。

 XBRLは、コンピューターで自動処理することを前提にした世界共通の財務情報の書式。数字そのものと「売上高」や「営業利益」など数字の意味付けとをセットで記述することにより、インターネット上の開示システムからデータを直接ソフトに取り込み、コンピューターで仕分け、加工、分析、再利用できる。企業間や時系列の比較分析などが容易になる。

 金融庁では「投資活動にメリットが大きく、証券市場活性化につながる」と期待。ソフトウエア業界でも需要増を見込んでいるほか、企業のIT化促進という副次効果もみられそうだ。

 4月以降、XBRLでの財務諸表の提出が義務化され、次年度の第1四半期決算が開示される夏ごろから、XBRL利用が本格化する。東京証券取引所の適時開示情報伝達システム(TDネット)も7月から決算短信をXBRL化する。

 海外では、米証券取引委員会(SEC)が年内の導入を目指しているほか、欧州でも導入に向け電子勘定項目の整理などを進めているが、先進国で導入にこぎ着けたのは日本のみだ。

 初日の17日は、EDINETへの閲覧アクセスが急増。「通常の2カ月分」(企業開示課)に達して処理が遅れたため、届け出時間を延長した。
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by yurinass | 2008-04-08 22:48
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