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「ピンキー&ダイアン」や「ビバユー」など婦人服の人気ブランド店を展開する「サンエー・インターナショナル」(東証1部上場、東京)の三宅正彦社長(73)が、新株発行による公募増資が公表される約3カ月前に、持ち株数千株を売却していたことが28日、関係者の話で分かった。
証券取引等監視委員会は、増資による株価下落を見越したインサイダー取引の疑いもあるとみて、課徴金処分の勧告も視野に調査。サンエー社は「不正取引には当たらない」との見解を明らかにした。 関係者によると、サンエー社は2006年7月14日、300万株を発行して134億円を調達する増資を公表。三宅社長は同年4月に新株予約権を行使して取得した株を売却していた。 監視委は、増資計画決定後に三宅社長が株を売却したとみているが、サンエー社は「増資案の検討作業はいったん中止されていた」としている。 増資は発行済みの株式総数が1・2倍となる大規模なもので、1株当たりの価値が下がるため、公表日の終値が4460円だった株価は2日後には1000円値を下げた。 民間の信用調査会社によると、サンエー社は若い女性向け中心に国内では35ブランド、計約980店舗を展開。07年8月期の売上高は約885億円。
by yurinass
| 2008-03-30 22:34
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