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新銀行東京 融資先破たん70社

無担保、ずさん審査

 936億円の累積赤字を抱える新銀行東京(東京都千代田区)の融資先のうち、少なくとも約70社が同行開業の2005年4月から今年2月までに経営破たんし、20億円以上がほぼ回収不能になっていることが読売新聞の調べでわかった。開業時の旧経営陣が行内で、無担保融資を承認する割合を一般の銀行より高く設定していたことも判明。安易な審査が巨額赤字の一因とみられ、今後、刑事・民事両面から旧経営陣などの責任追及が本格化することになる。新銀行による融資の詳細が判明するのは初めて。


 読売新聞の取材によると、開業した05年は、破産や民事再生法の適用申請などで融資先が経営破たんするケースは数件と少なかったが、開業2年目から増え始め、07年はさらに増加。今年に入ってからも少なくとも融資先企業5社が破たんした。ほとんどは無担保融資とみられる。

 民間の信用調査会社によると、約70社の中には、架空の売り上げを計上するなど、粉飾決算が疑われる企業が3社あった。このうち、都内の通信システム開発会社は06年に3億円の融資を受けた数か月後、民事再生法の適用を申請した。

 06年2月に1000万円の融資を受けた都内の広告会社が翌月から返済せず、07年3月に破産を申請するなど、融資直後から返済が滞るケースも目立つ。

 新銀行の内部調査では、旧経営陣が、融資額を増やすため、無担保融資の承認割合を高くしていたほか、審査の際には、融資先を訪れる調査や通帳による資金の確認なども必要ないと指示したこともあったという。また、「融資して半年は破たんしない会社ならば貸し出していい」との方針も行内で示していたという。

 新銀行の07年9月中間決算時点での融資・保証残高は2856億円。不良債権は約1割を占めたが、破たんした融資先の件数や個別の焦げ付き額などは公表しておらず、法的な破たん手続きを取らずに返済を滞らせている融資先企業は相当数に上るとみられる。

 新銀行は都が1000億円を出資して開業。当初、トヨタ自動車出身で銀行経営の経験がない仁司泰正氏が代表執行役に就任したが、不良債権の急増で経営責任を取って07年6月に退任。後任でりそな銀行出身の森田徹氏も体調不良でわずか5か月で退任した。現在、都の前港湾局長の津島隆一氏が務める。

 累積赤字が資本金の約8割に及び、都は開会中の都議会に新銀行へ400億円を追加出資する予算案を提出しているが、民主党など野党の反発に加え、与党の自民、公明両党からも疑問の声が出ており、可決できる見通しは不透明だ。
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by yurinass | 2008-03-07 08:06
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