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「渾身の力で尽力」新銀行再建に決意表明【石原都知事答弁詳報】(

 新銀行東京への追加出資をめぐり議論が続く26日の都議会代表質問で、石原慎太郎知事は中嶋義雄氏(公明)の質問に答え、「渾身(こんしん)の力を振り絞って(新銀行の)再建に当たる」と決意表明した。答弁の詳細は以下の通り。

         ◇

●中嶋氏への答弁

 「新銀行東京の経営不振の分析と都民への説明についてでありますが、新銀行東京は、不良債権を処理し体力を回復した大手銀行などが、貸し渋り・貸しはがしといったそれまでの融資姿勢を一変させて、中小企業金融に積極的に参入してきたことによりまして、開業直後から非常に厳しい競争環境にさらされました。このような経営環境の大幅な変化にもかかわらず、当時の経営陣が、融資残高拡大路線に固執しまして、スコアリングモデルに過度に依存した融資を実施したほか、営業担当に融資実績に応じた成果手当を支給する一方で、デフォルトを不問とするなど、質より量を優先した業務運営を行い、多額の不良債権の発生を招いたものと考えております。現在、新銀行東京において経営不振を招いた原因究明のため詳細な調査が進められておりまして、当然その結果は発表してまいります」

 「次いで、新銀行東京の発案者としての責任でありますが、かつて「経済有事」ともいうべき事態に直面し、東京と日本の経済を支え、この国の宝ともいうべき中小企業が、金融機能の不全による苦境に陥っておりました。こうした事態から中小企業を救うために新銀行東京を設立いたしました。開業にあたっては産業界に長く身を置き、経営手腕を発揮した人材に、けっしてトップダウンではなしに、あくまでも取締役会の手続きを踏んで経営のかじ取りをお任せいたしました。既存の金融機関に決定的に欠けた、利用者の目線で中小企業を見つめて、新銀行東京が真に中小企業の役に立つように業務運営がなされることを期待したからでございます。しかしながら残念ながら、予想をはるかに超える多額の不良債権が発生し、経営は不振を極めました。資本金の約8割を失うまでになりました。追加出資が必要な事態に立ち至っております。この状況については、都政を預かる知事としてざんきに堪えません。また発案者として当然、もろもろの責任を感じております。故にも渾身(こんしん)の力を振り絞って再建に当たらねば、と決意しております。追加出資については、さまざまな意見があることは承知しております。しかし既存の融資先である1万3000の中小企業が安心して今後も事業に邁進(まいしん)できるように、またそこで働く都民の生活を守ることにも強く、思いを致さねばならないと思います。都民の方々の負担も考えあわせて、追加出資は苦渋の選択でありますが、これしかないものと思っております。ぜひともご理解をいただきたいと思います」


●松村友昭氏(共産)への答弁

 「新銀行東京への追加出資撤回を、とのことでありますが、新銀行東京の再建計画はこれまでの3年間で蓄積してきた営業ノウハウや反省点を踏まえ、抜本的な執行体制の見直しのもと、着実に収益を見込める事業への重点化を柱に策定されたものでありまして、都としてはこの再建計画によって中小企業支援の継続という都の施策に沿った取り組みが確実に実施されるものと考えております。このような考え方に立って今回の追加出資を提案したものであります。撤回するつもりはございません」

 「新銀行東京の経営計画についてでありますが、新銀行マスタープランは金融の専門家のほか、旧経営陣も多数、参画して策定したものでありまして、素人の思いつきで策定したものでもなければ、都が一方的に策定して旧経営陣に押し付けたものでもありません。実際、旧経営陣は開業後、マスタープランの理念を踏まえ、自らの経営判断で中期経営目標や事業計画を策定しており、これに基づき銀行の事業運営が行われてきました。ご指摘は、あたりません」

 「新銀行東京は中小企業を中心にすでに1万3000もの事業者を支援しておりまして、再建をあきらめることは彼らを見放すことになります。困難な道でも、ここで投げ出すわけにはいきません。是が非でも立て直し、都民のお役に立つ銀行とするのが私の最大の責任と思っております」
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by yurinass | 2008-02-27 07:59
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