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A "Do-Googler" Takes Aim At Big Problems

米Googleは自分たちを普通の企業とは思っていない。それゆえ、同社が20億ドルをつぎ込んで設立した慈善事業部門Google.org(助成金の支給や営利企業への投資を行う)が、普通でないことを目指していたとしても不思議はない。Google.orgは、本体のGoogleと同じく、大きなことを考えている。その目標は例えば、石炭より低コストの発電技術を開発して気候変動の問題を解決する、中小企業を支援し、社会的サービスへの意識を高めて世界から貧困をなくす、情報共有や検索の仕組みを強化して新たな病気を根絶する、といったものだ。

Googleの国際オンライン販売事業担当副社長で、Google.orgの創設役員でもあるSheryl Sandberg氏に、Google.orgの目標について語ってもらった。Forbes誌シリコンバレー支局長Quentin Hardyが聞き役を務めた。

Forbes誌:Google.orgは「積極的な慈善活動の実験」を自称しています。これまでの慈善活動にはどんな問題があるのですか?

Sandberg氏:企業の財団には多くの制約があります。まず、その企業の事業の促進につながる可能性があるものには寄付できません。例えば、Googleが、One Laptop Per Child(発展途上国の子供たちにコンピューターを提供するプロジェクト)への寄付を考えたとしましょう。これまでの私たちにはできませんでした。インターネットの使用が増え、Googleが利益を得る可能性があるためです。

私はGoogleの広告事業担当ですが、別に、提供するコンピューターで広告売上を上げようなどとは考えません。でも、そういうことなのです。そしてこれこそが、企業の財団の多くが結局地元のプロジェクトに行き着き、大きなことをしない理由です。私たちは、それでは不十分であることに気付いたのです。

Forbes誌:地球規模の気候変動に世界の貧困、世界的な病気の流行に飢饉……。規模が大き過ぎませんか?

Sandberg氏:私たちが解決したいと考えている問題に比べれば、20億ドルなど、たいした金額ではありません。

私たちには最大限の柔軟性を発揮できる組織が必要です。そこを利用して、私たちが「糸口」と呼ぶところに投資するのです。情報を扱う企業としての強みを生かし、その「糸口」から本当の意味での変化をもたらすつもりです。

貧困の解消には、中小企業の成長が重要と考えています。先進国では、GDPの50%を中小企業が担っています。発展途上国では、その割合は半分に届きません。なぜでしょう?米Dun & Bradstreetのような信用調査機関がないためです。投資の手段がないのです。結局、情報の問題なのです。発展途上国への投資を待つ資金が数兆ドルに上ることは間違いありません。実際、途上国の闇市場には、それだけの価値があるのですから。

Forbes誌:目標はどのように選んだのですか?

Sandberg氏:気候変動は(Googleの創設者)Larry PageとSergey Bringが大きな関心を持つ問題です。私は貧困問題に取り組んできました。世界で約20億もの人々が1日2ドル以下で暮らしているのに、無関心でいられますか? Google.orgのエグゼクティブ・ディレクターLarry Brilliantは、世界の健康問題に熱を入れています。

Forbes誌:目標を考える人があと5人も6人もいなくてよかったですね。

Sandberg氏:私たちは皆、自分が知っていることに取り組んでいます。ただし、これら3つの問題を全くの別物と考えることはできません。これらは関連しているのです。私たちは一つの大きなチームですべての問題に取り組んでおり、積極的に共通点を探すつもりです。例えば、貧しい人々に「情報と力を与える」取り組みは、公衆衛生の指標、さらには干ばつの指標に結び付くかもしれません。

創造的になるための最善の方法は、ある種の枠組みを用意することです。白紙を用意するだけでは不十分です。予算を設けることもアイデアの競い合いにつながります。私たちはリスクを恐れていません。私たちが求めているのは、「正しくやれば、世界が変わる」と言える計画です。

Forbes誌:高慢に思われるという心配はありませんか?

Sandberg氏:私たちの取り組みは不安に満ちています。20億ドルがGoogleの成長とともに大きくなる可能性があるにしても、世界には大規模な問題がいくつもあり、Google.orgなどそれに比べれば小さな存在なのですから。しかし、Brilliantには天然痘の根絶に貢献した実績があります。その方法は、たくさんの人が歩き回り、予防接種を行い、患者を隔離しただけです。問題の解決にはさまざまな方法や形があるのです。

私たちの取り組みが、財団という世界について何を物語っているか、私には分かりません。しかし、Googleについてであれば、多くを伝えているはずです。私たちは柔軟性を信じ、フィードバックループを信じ、大胆な目標を好みます。そして、失敗を恐れません。失敗を恐れていたら、このような目標は立てていないでしょう。
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by yurinass | 2008-01-25 17:08
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