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by yurinass
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伸び悩む中小向け融資―東商中小企業委員会副委員長梶原徳二氏

企業育てる理念感じず
 ――景気が好調なのに、中小企業向け貸し出しが伸び悩んでいる。
 「いま起きているのは外需主導の景気回復だ。大企業の系列や下請け企業には好影響も出ているが、国内需要が中心の中小企業には大きなウエーブは来ていない。製造業の国内回帰の動きもあるが、内需を引っ張るほどではない。景気回復の実感は乏しい」
 ――メガバンクはスコアリング型融資など中小企業向けに力を入れているが。
 「ポートフォリオ型の融資を受けられるのも、業績が比較的良い中小企業だけだ。メガバンクは安心できる企業にしか貸さない。雨の日に傘を貸さずに、晴れた日に貸す姿勢はあまり変わっていないのではないか。企業の潜在力を見極め、育てるという理念が感じられない」
 ――政府系金融機関改革法案の国会審議が本格化する。融資規模の縮小が中小企業にどのような影響をもたらすのか。
 「中小企業からみると、制度融資はガード(護衛)をもらったような気がする。例えば中小企業金融公庫から融資を受けると、いままで貸してくれなかった民間銀行とも取引ができるようになる。政府系金融機関は業績が一時的に悪化しても融資を引き揚げることはなく安心感がある。融資規模の縮小は、中小企業を育成するという中小企業基本法の理念にも反する。中小企業のよりどころを残してほしい」
 ――日銀による利上げの影響をどうみるか。
 「中小企業はまだそれほど設備投資をしていない。設備投資を増やしているのは大企業が中心で、金利が〇・二五%上がったところで、設備投資を抑制することはないだろう。むしろ預金金利が上がることで、高齢者の財布のひもがゆるんで消費を下支えする影響の方が、中小企業にとって大きいのではないか」
(日本経済新聞)
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by yurinass | 2007-03-06 08:09 | 経済状況記事
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